ロジクールのゲーミングマウス『G600』を軽量化してみる

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7/20に発売されたロジクールのゲーミングマウス「G600 MMO Gaming Mouse」。
12個のサイドボタン・Gシフトボタン・チルトホイールなど、合計20ボタンが大きな特徴のMMO向けモデル。
重量が唯一にして最大の欠点と感じていましたが、それを解消する方法を見かけたので先日取り上げました。
で、取り上げておいて自分がやらないわけにはいかない。早速軽量化できるか試してみる事に。

ロジクールのゲーミングマウス『G600』を軽量化するには
http://watchmonoblog.blog71.fc2.com/blog-entry-2299.html





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今回やる工程は、マウスソールを剥がす→ネジを外す→分解→鉄板を外す、という内容。筐体のネジを外すには
小さいプラスドライバーが必須。マウスソールを剥がす方法はマイナスドライバーでやるのが一般的?のようですが
自分はカッティングナイフを使用しました。






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・・・・後方のマウスソールは少し切れちゃいましたが、まぁ再利用できる程度には剥がせたかなと。
(後々考えればマイナスドライバーだったら切れるような事なんてないし、カッティングナイフは失敗だったかも)
マウス自体がまだ発売されたばかりなので替えのソールなんて出ていませんし、万が一やっちゃった場合は
テフロンシートかトスベールあたりを代用するしかないですね。






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筐体のネジは4つ。これを外すだけで分解はできます。






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というわけでご開帳。この時点で感じた事は、基板側より表面ボディ側の方が明らかに重い・・・・。






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軽量化できる部分は表面ボディ側に付いている鉄板。実際に見てみると重量調整のために付いているとしか
考えられないものです。






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鉄板は2枚構成でネジを外せばすぐ取れます。






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鉄板1枚が13gと聞いていましたが、ネジを含めて計量してみると情報どおり27~28gの重量。






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鉄板を外した状態で計量してみると、107gという結果に。でも132g-27g=105gじゃないの?と思うところですが
まぁなんかバランス云々とかで誤差が出てくるんでしょう。しかしこれで自分が持っている初期の「Razer Naga」と
ほぼ同じ重量に。軽量化後の「G600」を持ってみた感想は・・・・すっごい軽くなったよ!!!!1111






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なぜわざわざ鉄板を取り付けて重くしたのか?考えられる点は、近年発売されたMMO向けのゲーミングマウスは
大型で重量のあるものがスタンダードになっているからでしょうか。「Cyborg M.M.O.7」「Corsair M90」(AA)などが
該当するマウスで、どちらも大きくてかなり重い。錘で重量を追加するようなマウスも結構前から存在していますし
世界視野で見るとMMO向けは重量のある方が好まれるのかもしれません。数多くあるボタンを安定して押すには
重い方が確かにいいかなとも思います。

だがしかしそんな事はどうでもいい、軽量化成功で唯一の欠点が解消されたのは喜ばしい。鉄板を外した事による
操作の支障は特にありません。一気に軽くなったので少々違和感があるくらいです。再度言いますが分解をした
時点で保証は適用外。それを承知の上でとにかく軽くしたいって人はどうぞどうぞ。




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